八甲田ロープウェイ
八甲田ロープウェイは春から秋は登山客や観光客で、冬場は
スキー客で賑わう八甲田随一の観光スポットです。麓の駐車場から山頂まで一気に運んでくれ、道中ゴンドラから見える
青森市や陸奥湾、八甲田や
岩木山の山並みはまさに絶景で冬には樹氷も見ることができます。また山頂にはゴードラインと呼ばれる遊歩道が整備されており1.0kmの30分コースと、1.8kmの1時間コースが選べます。
営業時間
3月〜11月上旬 9:00〜16:20、
11月中旬〜2月 9:00〜15:40
運転間隔
15分〜20分(所要時間10分)
料金
大人 片道1,250円 往復2,000円、子供 片道 450円 往復 700円
※他各種シーズン割引券あり
地図で場所を確認する→
八甲田ロープウェイ山麓駅
公式HP→
http://www.hakkoda-ropeway.jp/
樹氷
冬になると樹氷を見ることができることで知られている八甲田。この樹氷はロープウェイからでも眺めることはできます。ただし冬のロープウェイ山頂駅やその周辺は日本でもっとも過酷な環境となりますので、しっかりとした冬装備やガイドを依頼するなどの対策が必要となります。八甲田の樹氷については
別途紹介していますが、本項ではロープウェイからの光景を中心にご紹介します。
ロープウェイと樹氷

GW晴天時の八甲田ロープウェイと樹氷の光景。正面右側に見えるのが
青森市街地と陸奥湾。正面には融けてかなり小さくなっていますが数多くの樹氷が見えます。ロープウェイから樹氷を眺める場合、真冬の時期は雪で視界を遮られる場合も多いのですが、春先になると晴れの日も多くなりご覧のような光景を見ることができます。
真冬のロープウェイ

八甲田ロープウェイ山頂駅真冬の光景。周囲には雪氷が厚くまとわりつき、まるで巨大な冷凍庫の中にいるような錯覚を覚えます。八甲田の山頂の気候は目まぐるしく変化し、この日は写真を撮影後5分くらいしたら青空が広がってきました。
ロープウェイ 山頂

山頂駅から見たロープウェイの光景。 八甲田ロープウェイは山麓の駅から田茂萢岳(たもやちだけ)の山頂駅までを所要時間10分ほどで結んでいます。ゴンドラは見た目よりも意外と大きく定員は101人。ゴンドラ自体も八甲田のすそ野や青森市街が見渡せる絶好のビューポイントとなっています。
ゴードライン

田茂萢岳山頂にはヒョウタン型に整備された遊歩道があり、八甲田ゴードライン(ゴードとは英語で「ひょうたん」の意味)と呼ばれています。平坦な道が多く誰でも気軽に山頂付近を散策でき、各登山道にもつながっています。

八甲田山頂のゴードライン。撮影したのは7月初旬でしたが、まだ雪が残り、鶯が一生懸命に鳴いていました。気候的には平野部より2ヶ月ほど遅れているようです。
なお文字が似ていることからよく「十和田・八甲田ゴールドライン」と間違われますが、ゴールドラインは
雪の廻廊で有名な国道103号線を指します。
山麓駅

八甲田ロープウェイの山麓駅。大規模な駐車場が整備され
バスや観光タクシーの乗り場ものほか、レストハウスもあり
酸ヶ湯温泉とならんでまさに八甲田観光の拠点となる所です。
星空ロープウェイ

八甲田ロープウェイの星空ロープウェイ。星空ロープウェイは夜空が澄み渡る秋の9月中旬から10月中旬まで営業期間を延長して運行するもので、八甲田の星空や青森市、陸奥湾の夜景が楽しめます。