十和田湖・奥入瀬渓流のバス
十和田湖・奥入瀬渓流方面へは各温泉旅館などが自ら運行する送迎バスの他、通常青森、八戸方面から来るJRバス、七戸十和田駅と奥入瀬渓流焼山を結ぶシャトルバスが運行しており、これらのバス路線は共に十和田湖温泉郷(
奥入瀬渓流 焼山地区)で合流し十和田湖方面に向かっていきます。
十和田湖に出てからは湖を一周するバス路線は無く、十和田湖南岸の
子ノ口〜
休屋間のみの運行となっています。バスの本数は通常時1日6本〜12本程度(GW、夏休み期間中は本数が増えます)となっており周遊バスというよりは各地方と十和田湖を結ぶ路線バスといった色合いが濃いです。
この他十和田湖の子ノ口からは休屋方面へ
十和田湖遊覧船が運行しているので、遊覧船に乗り換えて移動するのも面白いです。
なお八甲田から奥入瀬渓流、十和田湖にかけては携帯電話が圏外のエリアとなっています。バスを乗りついて観光を予定している方は事前にバスの時刻表をダウンロードしておくか印刷しておくといざというとき便利です。また当該区間のバスは予定時刻より5〜10分遅れてくることはザラにありますので、予定時刻を過ぎてバスが来なくても慌てずに待ちましょう。
奥入瀬渓流区間のバスについては別途「
奥入瀬渓流のバス」でも紹介しているので参考にしてみて下さい。また当該地区へのバス以外での行き方は別途「
十和田湖へのアクセス」及び「
奥入瀬渓流へのアクセス」で紹介しています。
奥入瀬渓流経由十和田湖行きのバス一覧
青色:JRの定期バス路線
緑色:シャトルバス
☆奥入瀬渓流シャトルバス(紅葉の時期のみ運航)
☆七戸十和田奥入瀬シャトルバス
赤色:秋北バス
水色:十和田湖遊覧船航路
桃色:東北新幹線
※
上記地図のバス停は主要バス停のみ表示しており、他バス停の表示は割愛しております。
新幹線の発着駅である
新青森駅(始発は青森駅)と
八戸駅から
十和田湖休屋までを結ぶ路線バス。共に奥入瀬渓流の玄関口である「十和田湖温泉郷 バス停(焼山)」で合流した後、奥入瀬渓流沿いを運行し十和田湖湖畔にでます。新青森駅発の路線は
八甲田の各名所も経由するので観光バスとしても人気があります。なお平成26年より冬期のバス運行は青森〜酸ヶ湯間を除き運休となっています。
八甲田区間での停車駅
萱野茶屋、
八甲田ロープウェイ、城が倉温泉、
酸ヶ湯温泉、
睡蓮沼、猿倉温泉、谷地温泉、仙人橋、
蔦温泉
奥入瀬渓流区間での停車駅
焼山、柴明渓、
石ヶ戸、馬門岩、
雲井の滝、雲井の流れ、
銚子大滝
十和田湖畔の停車駅
子ノ口、宇樽部、下宇樽部、
十和田湖駅(休屋)
運行時刻表→
JRバス
七戸十和田駅シャトルバス
地元自治体が観光活性化の為に企画したシャトルバスで新幹線の発着駅である七戸十和田駅と奥入瀬渓流の玄関口である「
焼山(十和田湖温泉郷)」とを結んでいます。片道500円とリーズナブルな運賃に抑えられていますが、運行本数は1日3〜4本と少なく冬期は運休となります。
奥入瀬渓流シャトルバス
奥入瀬渓流エコツーリズムで一般車両が通行止めとなる日のみ運行するシャトルバス。停車バス停はJRバスと同じですが、運行本数は20分間隔と非常に多くなり利便性が大幅にアップします。
秋北バス
秋田県のJR鹿角花輪駅と十和田湖休屋を結ぶバス路線。GW、8月中旬、10月の期間限定運行で、過去には採算性の観点から運休となった年もありますので利用を計画される際には必ず事前確認をして下さい(
秋北バスHP)。
十和田湖のバスについて
十和田湖の路線バスは運行本数が少ない為、バスで十和田湖を周遊することは時間のロスが大きくあまりお勧めできません。この為、子ノ口に出たら手っ取り早く湖遊覧が楽しめる遊覧船を利用して休屋まで移動し、休屋を散策した後再び遊覧船で帰ってくると時間のロスも少なく十和田湖観光を楽しむことができます。「十和田湖のバスは十和田湖への移動にのみ利用する」こういった割り切りが必要だと思います。