八甲田 雪の回廊



八甲田 笠松峠 雪の回廊は雪が崩れないように垂直に除雪していく過程で形成されるもので、八甲田では国道103号線 通称「八甲田十和田ゴールドライン」の「谷地」と「酸ヶ湯」を結ぶ区間が一番見事に仕上がってます。その理由は単純でこの区間は冬の間通行止めとなっているので除雪されることなく雪が降り積もるからです。除雪は道路が開通する4月1日目指して3月から始まり、除雪されたばかりの雪の回廊は八甲田のどの地区よりも高く垂直にそそり立っているのです。


雪の廻廊はいつまで見れるの?


 八甲田の雪の廻廊は毎年3月30,31日の2日間「八甲田ウォーク」と称して八甲田十和田ゴールドラインの谷地〜酸ヶ湯間がプレオープンし、4月1日から一般車両の通行も可能となります。廻廊の高さはこの道路開通時点がピークで、その後徐々に融けてGWの期間中には高くても人の背丈程までとなってしまい光景も雪の廻廊とはほど遠いものに・・・・・。このように一般的に「雪の廻廊はGW前後まで見られます」とはいわれていますが、実際に迫力のある雪の廻廊らしい光景が見れるのは4月の開通から10日ほどで、以後は廻廊を見れるとはいっても迫力ある光景とは到底言い難い光景となっているのが現状です。





雪の廻廊の場所・地図・アクセス


 一般的に「八甲田雪の廻廊」といわれている場所は国道103号線(八甲田十和田ゴールドライン)の谷地〜酸ヶ湯間で地図で示すと右のような感じとなります。このうち車の駐車が可能で見応えも十分なのが睡蓮沼付近。ここでは雪の廻廊の上に登ることも可能でおすすめスポットとなっています。

 なおアクセスについては青森方面から睡蓮沼までバスで来ることも可能ですが、バスは酸ヶ湯温泉以降は4月下旬から営業開始となっていますので車で訪れるのが一番無難です。詳細は別途「八甲田の観光・アクセス」をご参照下さい。



八甲田の道路


 本ページで度々登場する「八甲田十和田ゴールドライン」。この道路は国道103号線のうち、青森市から八甲田を経由して十和田湖にいたる道路を指し、この八甲田十和田ゴールドラインのうち酸ヶ湯と谷地温泉の間は冬通行止めとなり、その間降り積もった雪が除雪時に見事な雪の回廊となるのです。


 地図中の点線区間は冬期通行止めとなる道路で、ピンク色の道路が国道103号線(八甲田十和田ゴールドライン)となります。また八甲田十和田ゴールドラインのうち矢印で結ばれた点線区間が雪の回廊が見られる道路です。また緑色の点線で囲まれたエリアが一般的に「八甲田」と呼ばれているエリアです。

  • 八甲田の道路


道路開通時の雪・積雪

 八甲田で冬通行止めとなっていた道路が開通される4月。基本的に除雪が行われ積雪はゼロとなっているのですが、豪雪地帯の山間部ですから雪が降るときもあれば、気温が下がって雪解け水が凍って道路がアイスバーンとなっていることもしょっちゅうです。この時期の道路状況は下の写真を見ていただければ一目瞭然ですが、4月から5月にかけて八甲田へドライブに出かける際にはタイヤの冬装備は必須です。
 筆者の経験上昼間のドライブの場合、GWをすぎた辺りから夏タイヤでも大丈夫かなとは思いますが、自然が相手ですので必ず青森県や国土交通省などが発信している道路情報を確認してドライブに出かけてください。10年以上昔の話ですがGW中に夏タイヤを装着し走行していた車が、スリップし見事に雪の壁に突っ込んでいるのを目撃したことがあります。


雪の回廊の光景


笠松峠

八甲田 雪の回廊 八甲田雪の回廊、笠松峠の光景。国道103号線が開通した4月1日のもので、笠松峠は国道103号線の最高地点で標高は1040m。
 世界でも有数の豪雪地帯である八甲田はご覧のように雪の回廊の高さが6mになる時もあり、毎年冬の通行止めが解除される3月末には国道103号線を歩く「八甲田ウォーク」が開催されます。

雪の廻廊 上からの眺め

八甲田 雪の回廊 上からの眺め 雪の回廊を上から眺めた光景。睡蓮沼に通じる階段から回廊の上に登ることができます。ただし雪が積もり階段というよりは崖に近い形になっているので長靴や濡れても構わない服装は必須となります。
雪の回廊 こちらは雪の回廊の登り口。木に結びつけたロープを頼りに登っていきます。上段では「階段」と書きましたが、実際は多くの人が踏み固めてできた自然の段差といったほうが正しいかもしれません。
八甲田 雪の回廊 睡蓮沼付近 八甲田の雪の回廊睡蓮沼付近の光景。睡蓮沼付近は路肩が車の駐車が可能となっており、雪の廻廊を観察するには絶好のポイントとなっています。上述のとおり雪の廻廊に登ることも可能で、高さ6mほどの垂直に切り立った雪の壁に訪れた観光客は感嘆の声を上げていました。


八甲田 冬の光景


八甲田 雪の回廊 八甲田雪中行軍遭難者銅像の交差点付近の光景。このように雪の廻廊自体は冬の冬の期間中八甲田全域で見ることができるのですが、大きさ高さはやはり八甲田十和田ゴールドラインの谷地〜酸ヶ湯間が一番見事です。


冬の八甲田連峰 こちらは八甲田山を東西に横断する八甲田連絡道で撮影。上の地図上では銅像茶屋上を横断する黒線の道路に相当します。
 写真に見える中央の山は前嶽。この時期にしては珍しく雪は少なく山の麓は黒く見えます。なおこの周辺ではスノーモービルを楽しむ人が多く、私達が訪れたときは休憩時間中なのか自衛隊の方々がスノーモービルを操り「ヒャッホー」と歓声をあげ楽しんでいました。
白銀の八甲田 こちらも八甲田連絡道からの光景。舞い散る雪に太陽の光が乱反射し幻想的な光景でした。晴れた日の冬の八甲田は絶好のドライブコースに変身します。