八甲田の温泉



 八甲田は複数の火山群の集まりで、現在火山性活動は比較的穏やかとなっていますが、その昔は激しく活動していたことが確認されており、近年も火山性のガスによる事故が度々発生しています。八甲田ではこのような火山活動に由来する温泉が数多く存在し、泉質もそれぞれ異なるこの温泉群を巡る国道103号線や県道40号線は八甲田秘湯回廊とも呼ばれ、多くの方の疲れを癒しているのです。
 これらの温泉はみな日帰り入浴が可能となっており、八甲田温泉以外はJRバスのバス停がありますから「バスに揺られて外湯めぐり」なんて楽しみ方もできます。
 また酸ヶ湯温泉は男女混浴の千人風呂が有名です。八甲田では以前は酸ヶ湯温泉の他に谷地温泉でも一部混浴が可能でしたが現在は時間制となっており、混浴の温泉は酸ヶ湯温泉のみとなっています。

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温泉一覧


酸ヶ湯温泉

地図中 @  
酸ヶ湯温泉 温泉の他、スキーや登山の拠点ともなる温泉。一軒宿だがお土産店や食堂もあり一大観光施設の様相を呈しています。泉質は名前が示すとおり強い酸性で硫黄臭が強い。酸性の為、石鹸やシャンプーが役にたたず入浴すると硫黄臭が体についてしまいます。なお日帰り入浴等の詳細は別途酸ヶ湯温泉のページをご参照下さい。  



蔦温泉

地図中 A  
蔦温泉 酸ヶ湯温泉とならんで八甲田を代表する温泉。十和田奥入瀬方面の入り口付近にあり、酸ヶ湯温泉が八甲田北、西側の観光拠点なら蔦温泉は反対側の東側の観光拠点もいえる存在です。泉質は無色透明ですが浴槽の底から湧く温泉は非常に熱い。日帰り入浴等の詳細は別途蔦温泉のページを参照。





谷地温泉

地図中 B  
谷地温泉 日本三大秘湯に数えられる温泉で。低温と高温2つの浴槽があり蔦温泉同様湯船の底から湯が湧いています。泉質は湯が白濁しているほどの強い硫黄泉で硫黄臭は酸ヶ湯温泉のものより強く、こちらは石鹸やシャンプーで体を洗えるが一度洗った程度では臭いは落ちないほど強力。以前は女性に限り男湯を楽しむことができましたが、現在は時間により男女別々に区別されています。

日帰り入浴

 料金 大人600円。営業時間10〜17時

公式HP湯治の宿谷地温泉

八甲田温泉

地図中 C  
八甲田温泉 八甲田の隠れ名所田代平湿原の正面にある温泉。昭和になってから掘られた温泉で建物の外観は古く見えますが中の施設は八甲田にある温泉の中ではもっとも充実しています。泉質は硫黄塩泉ですが硫黄臭は他の温泉に比べたら比較的穏やか。なお冬場は休業します。

公式HPhttp://www.hakkouda-onsen.com/


猿倉温泉

地図中 D  
猿倉温泉 八甲田南の登山口にある温泉で湯量がとても豊富。この為麓の十和田湖温泉郷(奥入瀬渓流の起点となる焼山地区にある温泉郷)にも温泉を提供しています。泉質は硫黄泉で冬は休業します。なおこちらは料理が美味しいことでも有名です。

日帰り入浴
 料金 大人500円、子供(小学生まで) 300円。営業時間9〜15時

公式HPhttp://sarukura.net/



八甲田温泉の入浴ポイント・注意点


 八甲田の温泉は硫黄泉が多く、入浴すると自然と硫黄臭が体についてしまう場合が多々あります(特に酸ヶ湯、谷地の両温泉)。この硫黄臭は人のおならにも似た臭いで若い女性の方などには敬遠されがちです。とはいえせっかく八甲田を訪れたのに温泉に入らないのはもったいない話しで、もし硫黄臭が気になるのであれば、温泉巡りの最後に無臭の蔦温泉や麓の十和田湖温泉郷に立ち寄り硫黄臭を落とせばよいでしょう。
 また青森県の秋は「カメムシ」が非常に多く発生します。これは紅葉の時期とも重なり紅葉を見に訪れた観光客が温泉にはいり、浴槽の窓いっぱいにへばりついたカメムシを見て閉口してしまったというお話をよく聞きます。しかしこれは自然の営みであり人の力ではどうしようもない事です。秋の青森県にはカメムシが沢山いる。もし紅葉の時期に青森県で温泉巡りをする場合はこのことを頭の片隅に置いておいて下さい。



八甲田の温泉一覧