十和田湖の見所・歩き方
十和田湖は、
青森県と
秋田県にまたがる湖で、湖の透明度は9mと世界でも屈指を誇ります。また湖は火山の噴火で形成された二重カルデラ湖で、意外と知られていませんが現在も活火山として指定されており、915年(延喜15年)には有史以降日本国内最大規模の噴火があり、この噴火に由来すると思われる言い伝え(
三湖伝説)が
田沢湖、八郎潟を含めた周辺地域に伝承されています。また現在でも湖底を震源とする地震が群発することがあり、2014年1月には1日に800回もの地震を観測したこともあるほどです。
観光拠点は湖の南側に奥入瀬渓流の玄関口でもある
子の口、
乙女の像がある
休屋と2箇所ほど有り、共に
遊覧船の発着所となっています。また展望台は湖の沿岸各所にありますが、おすすめは湖南側にある
発荷峠展望台と北側にあり一番標高が高い展望台である
御鼻部山展望台です。観光ルートとしては最初にアクセスする場所や次に訪れる予定の観光地にもよるのですが休屋と遊覧船、そして発荷峠展望台、この2点は押さえておいてもらいたい所です。
※本サイトに記載されている情報については変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。また本ページにはプロモーションが含まれています。
公式HP→
https://towadako.or.jp/
十和田湖ってどんなところ?
以下に十和田湖についてうんちくを紹介していきます。
十和田湖観光協会
ある地方やスポットを旅するときなにかとお世話になるのが地元の「観光協会」。筆者達もサイト運営上よく「十和田湖の観光協会を教えて下さい」と問い合わせがを受けることがあるので、この場を借りて説明させていただきますと「十和田湖そのものには観光協会はありませんが、
十和田湖国立公園協会と
十和田市観光協会の2つの団体がそれぞれ十和田湖における観光協会の役割を担っています。共に旅行業に関する事業のほか十和田湖国立公園協会は環境・自然の保全などにも取り組んであり、十和田市観光協会は十和田湖の他に
奥入瀬渓流や十和田市を含んだ広範囲の観光事業に取り組んでいます。
十和田湖の観光所用時間
湖の観光に要する時間は
遊覧船で観光する事も勘案すると半日ほど。また車で湖を1周する場合、約47kmの行程で約1時間30分を要します。
すぐ近くには奥入瀬渓流や八甲田といった有名な観光地もあるのであわせて観光するのがお勧めです。
十和田湖周辺のグルメ
きりたんぽ

きりたんぽは秋田県の名物。鍋で食べるのが一般的だが、おみやげ屋さんでは味噌だれを塗った炭火焼きで売られている。
ヒメマス

元来魚が生息していなかった十和田湖で繁殖が成功した魚。今では地元の名物となり、新しい料理を開発しPRに努めている。
十和田湖周辺の祭り・イベント
十和田湖冬物語

毎年2月中旬に開催されるイベント。夜には雪化粧の湖上にたくさんの花火が打ちあげられる。
十和田湖湖水祭り

7月第三(土)・(日)十和田湖の休屋で開催されるイベント。夜に湖面に打ち上げられる花火は圧巻。
十和田湖周辺の宿泊施設をさがす
十和田湖の宿は
休屋から秋田県側を中心に温泉ホテルやリゾートホテルが複数あります。また
奥入瀬渓流や
八甲田方面にも近いことからそちらで宿をとる観光客も多くみられます。
十和田湖の温泉自体は無色透明でさほど特色があるものではないのですが、夕刻と早朝の十和田湖の表情はとても素晴らしいので、温泉に浸かりながらその光景を眺めるのもおすすめです。
また観光ツアーは十和田湖が北東北のちょうど中心部にあるということもあり奥入瀬渓流や
白神山地、
平泉、
八幡平など周辺の有名観光地を組み込んだツアーが数多く企画されています。
弘前城 十和田湖 三内丸山遺跡 十二湖(白神山地) 岩木山・岩木山神社 八甲田 奥入瀬渓流 八戸市 深浦町(千畳敷海岸) 芦野公園 白神山地 仏ヶ浦 太宰治記念館「斜陽館」 浄仙寺 蕪島 下北半島 弘前市・黒石市 猿賀神社 階上岳 間木堤(白鳥飛来地) 青森市 種差海岸 薬研温泉(渓流) 中野もみじ山 新郷村(キリストの墓) 南部町・名久井岳 恐山 津軽半島